鉄道が失ったもの

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  いつも、自宅のある新橋から、学校のある上野まで、山手線で通学しているが、いつも見てる風景に何故だか心が癒やされるのである。 いくつもの高層ビルが、車窓を流れていく中で、銀色の車体が次々と目の前を横切る。そうか と思えば青い車体が高速で隣を駆け抜け、橙色の懐かしい車体がカーブを曲がって走り去る… そのたびに私はこう思う… 「これこそ、鉄道が本来もっているものなのかな…」と。   そう考えてみると… 「鉄道のある風景は絵になる」という言葉にも納得できる。  
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