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ある夕方だった
真っ赤な夕陽に
校舎は包まれ
部活動も終わり
たくさんの部員が下校し始める
そんな中
1人だけ図書室で
補習をしていた
憧子「もうっ!!下校時間じゃないの!!早く帰らなきゃ…!!」
私立高校の2年生
高野 憧子(あこ)は
急いで帰る準備をした
図書室を出た時も
真っ赤な夕陽に校舎は包まれ
不気味な雰囲気を出していた
憧子「職員室行かなきゃ…」
憧子「あれ………??」
階段が長かった
憧子「何これ……!!」
憧子は長い長い階段の下を
目を細めて確認した
この階段は
永久に続いてる
憧子「どうしよう…」
憧子は屈み込んだ
校舎はまだ赤い
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