TAKE2

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それから10分ぐらいしたらドアからノック音がした。 コンコン ビクッ ケ「千夏さん?」 千「あ…はい…」 ガチャ 入るとベッドの上に座っている千夏がいた。 泣いたのがバレないように後ろを向き頷いていた。 ケ「どうかしましたか?」 カ「ちゃんと逃げずにいたか。」 千「(逃げたくても逃げれない…)いえ…なんでもありません。」 リ「なんで顔合わせてくれないの?」 千「………なんとなく」 今にも消えそうな声で言った。 長い髪で顔を見せないようにしていた。 千「(顔合わせられないに決まってんじゃんっ)………どうかしましたか?」 .
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