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「うぐえぇぇ…」
ぐ、ぐるじい…。
真央姉さんの腕が俺の首に入っている。
「湊ちゃん…私、湊ちゃんになら間違いを起こされてもいいのよ?」
凄まじく今すぐにでも襲いたいぐらいだが…いかんせん、呼吸が出来ないものでして。
ええ。
「ま…真央姉さん…ちぬ…ちんじゃう…」
あっ、お花畑とおばあちゃんが見えるよ?
「おばあちゃ………はっ!」
いつの間にか呼吸が出来るようになっていて、意識を取り戻せた俺。
後ろを見ると、凛が真央姉さんを羽交い締めにしていた。
「離しなさい凛!」
「やだね!姉貴はいつも大胆すぎるんだよ!」
「なによ、あんただって……」
…。
長くなりそうだったので今がチャンスと綾音さんの所に行き、俺の部屋まで案内を頼んだ。
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