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「ありがとう…、涼子。」
私は涼子を見れなかった。前を向きながら言った。
涼子の指が私の背中を触る。
『
だ…
い…
す…
き…
み…
か
』
『だいすき、みか』
背中に涼子がそう書いてくれた。
このクラスで信じられるのは涼子だけだ…。
見た目はギャルだけど。
普通には程遠いけどね!
もう皆の悪口はなんとも思わなかった。数学の授業も集中できなかった。
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