第一章:中学生になった!

6/15
前へ
/306ページ
次へ
めっちゃ恥ずいよ…。 どんよりした気持ちのまま入学式が終わり私は教室に入った。 「ねぇ!!うち、水島涼子って言うんだけど 美佳ちゃん…?だっけ。 さっきすごい面白かったねぇ。 あ、涼子って呼んでよ!」 私の後ろの席の女の子が話かけてきた。2つ縛りをしていて、目はビー玉のよう、頭の中でギャルと普通と地味ではギャルに即座に分類された。 「え?あ、うん。そうかな? ありがとう、涼子。美佳でいいから。」 私は俗にいう、営業スマイルのような笑顔を涼子に向けた。 涼子はそれっきり私と話をしようとしなかった。 よし。 とりあえずギャルの仲間にはならないようにしよ。 後々めんどいし。
/306ページ

最初のコメントを投稿しよう!

120人が本棚に入れています
本棚に追加