第四章:ラーメン屋の店長を救え

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「わあああぁぁっ!!!!!!!」 頭を抱えておじさんがしゃがみこみ大きな声で叫んだ! 「え!?何!?おじさん!!!!!大丈夫!?」 私は必死に声をかけておじさんのもとに駆け寄ろうとした。 大地が私の手を掴んだ。 「待て……おじさんから悪魔の妖気が感じられない………もしや……もしや……」 「いなくなったの!?」 大地は答えることなくおじさんをみる。 「親父!大丈夫か!?」 タクヤもしゃがみ、おじさんの両肩を掴む。 「……タクヤ。悪かったな…。 忘れていたよ。 そうだな……タクヤがいるんだってことを……。」 おじさんがタクヤをみる。 「母さんは…いなくなったわけじゃねぇんだな…。 それにおめぇ、後を継ぎたいって思ってたのか……大好きって……こんな俺を……。」 おじさんが涙を拭う。 「悪かったな。今までワガママ言わせられなくてよ。」 「タクヤ、おめぇ、明日学校休め。店も臨時休業だ。どっか出掛けるぞ、一緒にな!」 「お…親父!」 お互いに抱き締めあう。 「おめぇは俺のたった一人の息子だ。子供が親に遠慮しちゃいけねぇんだ。」
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