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はい、またやって来ました恋杜のお部屋。
相変わらず、広いのですが………
「恋杜?」
「どうした、椿」
「あ、あれ」
俺の視線の先にあるもの、それは。
ガタガタと不気味に動く段ボールが一つ。その後ろには、三つの大きい段ボールが積み上げられてある。
「……」
「………」
「風呂、入るか」
無視!?アレを無視するの?しちゃうの?
「椿、先入っていいぞ」
「わ、わかった」
いつお湯溜めたの?………なんか、付いていけなくなってきた~
ふらふらしながらも、バスルームに着いたので、す、が。
「みゃあ」
「~~~~っっ!!」
子猫が居た場合は、どうすればいいんですか鞠ちゃん(妹)。
「みゃあ?」
「~~かわいぃ……」
首が、首が!
こてん、てした!かわいぃなぁ~
俺は悶えながらもゆっくりと子猫に手を伸ばす。すると、子猫は自分から俺の手に擦り寄ってくる。
俺はその姿にまた悶えた。
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