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やっぱりだ……
「スゲェ……
マジでスゲェ!!
うわっすげっマジ楽しみ🎵」
馨は楽しそうに笑っていた。
「駄目だ!
馨!!
その手紙に従うな!!!」
「どうしたんだ?
光
さっきから……」
「嫌な予感がするんだ……
凄く……」
「嫌な予感って?」
馨は首をかしげる。
「とにかくやめた方が良い」
「……嫌だ……
今回は光には従えない
ずっと行きたいと思ってたんだから」
「やめろ!
危険だ!!」
「なんだよ光
『幽霊退治ゲーム』信じて無かったのに……
もしかして怖くなったとか?」
心配をしている光をからかう馨
なんだと……
せっかく人が心配してやってるのに……
光は怒りが込み上げて来た。
「もう良い……
勝手にしろ」
「言われなくても」
二人はお互い自分の席についた。
その時光は机の中に白い物を見つけた。
なんだ?……
光はなんのためらいも無くその手紙を机の中から出した。
……え?……
理解するのに数秒かかった
その手紙には
『招待状』
と書かれていたからだった。
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