招待状

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光は立ち上がり馨の元へ走った。 「ん?光? どうし…… ! 顔真っ青じゃん!! 大丈夫!?」 馨は光を心配し立ち上がった。 「馨…… 来てくれ……」 「……分った……」 馨は光の深刻そうな顔を見て承諾した。 二人は人気の無い屋上に向かった。 屋上につくと 「どうかした?光」 「……これを見てくれ……」 光は馨にあの招待状を差し出した。 「!! 招待状…… 光にも来てたの?」 「今さっき気付いたんだ…… 中身も見てみろ」 「え? 俺と一緒じゃ…… まぁ 光が言うなら」 馨は封筒の中から手紙を出した。 そして自分と同じ内容からその下の続きを見て 絶句した 「何?…… これ…… 俺にはこんなの書いて無かった……」 馨もカタカタと震える。 「自分の招待状に…… 質問をしてみろ……」 「う、うん…… えっと 幽霊退治ゲームの参加者は武器をもらえるのですか?」
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