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「お~い!光!!」
「馨」
校門で光の名前を呼んだのは
山瀬 馨(やませ かおる)
茶髪でテンションが高い
顔は良くて結構モテる
瞳も色素の薄い茶色
そして光と呼ばれた男子生徒は
六谷 光(むつや こう)
頭が良く常に冷静でクールなとこがまたカッコいいと人気
馨とは正反対で
髪は黒瞳も黒で眼鏡をかけていた
顔は馨より地味だが十分美形だった。
「朝からテンションひっくいね~」
光の側に行きハァと馨はため息をつく。
「お前は少しは冷静になれ」
「光みたいに暗くなりたくねーも~ん」
「気が合うな
俺もお前のようなチャランポランにはなりたくない」
「キツ~」
「本当だろ?」
「真顔でハッキリ言わないでくんない?
メッチャ傷つく……」
馨は光の肩に手を乗せ光によっかかった。
「馨
重い」
「……うらぁ」
ボスッ
馨は光にのしかかった。
「うわっ!
やめろこの馬鹿!」
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