235人が本棚に入れています
本棚に追加
「馬鹿って言った方が馬鹿だし~」
「圧倒的にお前の方が馬鹿だろ?」
「ヒッド~イ!
マジ傷ついたんですけど~」
馨は光から降りながらギャル風に言った。
「キモイ」
光はそう言ってスタスタと校舎に向かった。
「Σちょっ!
待って~!!」
光は無視してスタスタと歩いて行く。
「ムッシ~みたいな?」
馨はそんな事を言いながら光に追いついた。
そして馨は靴箱に靴を入れながら光に聞いた。
「なぁなぁ光
『幽霊退治ゲーム』って知ってる?」
「……いかにも下らなさそうなゲームだな……」
「いやっ
ゲームつってもピコピコってするゲームじゃないよ?」
と馨はゲームの仕草をする。
中二にもなった奴がピコピコって……
光は軽く引いた目で馨を見た。
「え?何?
その軽く引いてますみたいな目」
「お前が分ってる通り引いてるんだよ」
「Σ嘘ん!」
「キモイ」
光はまたスタスタと馨を置いて教室に向かった。
最初のコメントを投稿しよう!