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「・・・・・ってそんなことあってたまるかーーーーーーー!!」
と吉戸が跳び起きると、そこは自分のアパートの部屋だった。
「・・・・なんやったんやあれは。」
吉戸は残業を終えて帰路につこうとしていた。
「あっ!冷蔵庫に何も無いんやった。・・・まぁコンビニで何か買って帰ればいいか。」
・・・・だが
いつもと違う道を通ったため、極度の方向音痴である吉戸が迷うのは、
時間の問題だった。
「どこやここーー!!」
しばらく歩くと
「メシ屋」と書かれた看板の店が目に飛び込んできた。
「家に何も無いし、今日はここで食って帰るか~。」
と言い吉戸は少し古い扉を開けた。
「いらっしゃい!」
元気な声が聞こえた。
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