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食後のデザートにミーナの手作りケーキを食べた。唯菜はキッチンで食器などを洗い、後片付けをしている。
「さて、夕食をご馳走にもなったし、私はそろそろ帰るかな」
「えっ!?ミサ姉もう帰っちゃうの?」
「まぁな……そうだ!留守中に唯菜が大樹の部屋で泊まるってのを管理人の人に報告しといたから」
「ありがとうミサ姉」
「てか唯菜はいつまで此処にいるんだ?」
「夏休み中はずっといるつもりだけど……もしかして迷惑かな?」
「そんなことねぇーよ、唯菜が俺の面倒見てくれるのは助かる」
その大樹の言葉に唯菜はほっとした様子だった。
「それじゃあな、あと大樹明日から補習だからな」
「うっ……わかってるって」
「おっと、それから二人きりだからって間違ってもやましいことはするなよ?」
「なっ!……そんなことするわけねぇーだろ!」
「いや~、お前溜まってそうだしな~。欲望にたえきれなくて禁断に手をつけてしまうみたいな」
「馬鹿だろ!?お前!」
「だ、大丈夫だよ///」
美咲は二人をからかうと部屋からでていった。
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