第二章~強さとは~

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帝王学園。 ここは神谷学園同様の超巨大学園都市。 そして魔法使いと一般人が通う学園である。 「うぜー」 ヴェイ・ギールは夏休みの学園都市を歩いていた。 夏休み前に練習試合で神谷学園に行ったヴェイはそこで魔法界男女混合格闘技大会三位のシャーネル・クレストをボコボコに負かせた。しかし、その後いきなり乱入してきた名も知らない少年に負けたのだ。 周りから最強ルーキーと恐れられていたヴェイは今やたいしたことないんじゃないかという噂で持ちきりになっていた。 「オイ!どこみてあるいてんだ?小僧」 「あァ?」 ヴェイは歩いていると三人組の男の一人の肩とヴェイの肩がぶつかった。 「なんだその目つきはよぉ?オイちょっとツラかせや!」 「ちっ(この一般人が!うぜーんだよ)」 男はヴェイの胸ぐらをつかんできた。 「俺は今機嫌がよくねぇんだよ、潰されたくなかったらその手を離せ雑魚」 「調子こいてんじゃねーぞ!!」 男はヴェイを殴り飛ばした。吹っ飛んだヴェイは男達を睨みつけた。 三人がかりでかかったが結局男達はヴェイにボコボコにされた。 「うぜー」 ヴェイはまた歩きだした。
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