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「(もっともっとボコすんだ。誰でもいいから殴って殴って殴りまくる!そして俺はまた最強の地位を取り戻す!!)」
ヴェイは補習をサボり毎日毎日ケンカの日々をおくっていた。
「ヴェイ君……ほ、補習はどうしたの?」
「またお前かよ……なんなんだよテメェは毎日毎日毎日!気持ち悪いんだよ!ガリ勉!」
補習をサボった日からルーシィは毎日ヴェイに「補習に行こう」とか「一緒にご飯食べよう」とか言ってくるようになった。
「俺は今忙しんだよ」
「い、忙しいって……ケ、ケンカが?……」
「あァ?何でテメェそんなこと知ってんだよ?」
「あ、あの……えっと」
「テメェまさか見てたのか?」
「ごご、ごめんなさい、でも、ヴェ、ヴェイ君が心配で……その……」
「テメェなんかに心配される筋合いはねぇんだよ!失せろクズ!」
「……ごめんなさい」
ヴェイはまたケンカをしにどこかへ向かった。
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