第二章~強さとは~

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「(もっともっとボコすんだ。誰でもいいから殴って殴って殴りまくる!そして俺はまた最強の地位を取り戻す!!)」 ヴェイは補習をサボり毎日毎日ケンカの日々をおくっていた。 「ヴェイ君……ほ、補習はどうしたの?」 「またお前かよ……なんなんだよテメェは毎日毎日毎日!気持ち悪いんだよ!ガリ勉!」 補習をサボった日からルーシィは毎日ヴェイに「補習に行こう」とか「一緒にご飯食べよう」とか言ってくるようになった。 「俺は今忙しんだよ」 「い、忙しいって……ケ、ケンカが?……」 「あァ?何でテメェそんなこと知ってんだよ?」 「あ、あの……えっと」 「テメェまさか見てたのか?」 「ごご、ごめんなさい、でも、ヴェ、ヴェイ君が心配で……その……」 「テメェなんかに心配される筋合いはねぇんだよ!失せろクズ!」 「……ごめんなさい」 ヴェイはまたケンカをしにどこかへ向かった。
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