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二人はファミレスに入った。
「んで、お礼ってなんだよ?テメェに感謝されるようなことしてねぇぞ」
「えっと……覚えてないかな?……入学式のときなんだけど」
『(あう~、どうしよう……学校の場所がわかんない……このままだと遅刻しちゃうよ……)』
帝王学園入学式当日。
ルーシィは広い学園都市をさまよっていた。
昨夜、学校の場所がしるされている地図をなくしてしまったため、完全に迷子になってしまった。
『あれれ?どうしちゃったの君?迷子?俺達が優しく保護してあげようか?』
三人組の男達がニヤニヤしながらルーシィに近づいてきた。
『えっ、あ、あの私実は……学校に行きたいんですけど……』
『あ~なるほどね、なら俺達が案内してあげるよ』
『えっ?本当ですか、ありがとうございます』
ルーシィは助かったと心から安心した。
ルーシィは男達に学校まで連れていってもらった。
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