第二章~強さとは~

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二人はファミレスに入った。 「んで、お礼ってなんだよ?テメェに感謝されるようなことしてねぇぞ」 「えっと……覚えてないかな?……入学式のときなんだけど」 『(あう~、どうしよう……学校の場所がわかんない……このままだと遅刻しちゃうよ……)』 帝王学園入学式当日。 ルーシィは広い学園都市をさまよっていた。 昨夜、学校の場所がしるされている地図をなくしてしまったため、完全に迷子になってしまった。 『あれれ?どうしちゃったの君?迷子?俺達が優しく保護してあげようか?』 三人組の男達がニヤニヤしながらルーシィに近づいてきた。 『えっ、あ、あの私実は……学校に行きたいんですけど……』 『あ~なるほどね、なら俺達が案内してあげるよ』 『えっ?本当ですか、ありがとうございます』 ルーシィは助かったと心から安心した。 ルーシィは男達に学校まで連れていってもらった。
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