靴のサイズは採寸済み
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「京さん、指輪をどうなされたのですか?」 すっと膝をたてて手に顔を近付けて問い掛ける。 「あ、夕べお風呂に入るのに外したままだった」 「……それはいけませんね。いつ何時もこの愛おしい指には、あの光を纏っていて欲しいものです」 「っ、でも、あれ高いし、ずっと付けてたら悪くなっちゃうから」 薬指に近付く俺の唇から逃げながら京が慌てる。 そんなことしなくても本当に口付けたりなんかしないよ。
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