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翔・「暑い!暑すぎる!誰だよこんな不快なまでの暑さ醸し出してるのは!」怒
空・「んな事知るかよ・・・太陽にでも暑中見舞い出したら何とかなるさ・・・」
翔・「マジで!?太陽ってビールとか飲むかな…」
散々な暑さの中、翔と空夜はいつもの様に駄菓子屋のアイスを食べながら暑い日ざしと戦っていた。
翔・「そういえば最近、美鈴見ないけど、どうしたんだ?」
美鈴とは空夜の彼女のことだ、
空・「なんか田舎に帰省してるとかで一昨日からいないんだよ」
翔・「そっか、そりゃ大変だな(笑)」
空・「ん?何故に?」
翔・「何故ってお前、高校生活の中で夏休みの甘ぁ~い恋のアバンチュールってのは逃すと一生後悔する!!!ってくらい大事らしいぞ?」
空・「バ~カ、そんな漫画みたいな風にいったら苦労はしてないの。」
翔・「へぇ、そりゃ意外だな 俺はてっきりもう済ませてるのかと」
空・「何を?」
翔・「バ~カ(笑)そんなの決まってるだろ、SEXだよSEX、笑」
空・「はぁ!?」
空夜はいきなり不意を突かれたのでむせ返り、食べかけのアイスを落としてしまった。
空・「お前が変なこと言うから落としちまったじゃねぇかよぉ・・・」
翔・「悪ぃ悪ぃ;;でもそんだけ驚くってことは図星か?」
空・「うわぁその顔めっちゃ腹立つ、てかそんなわけ無いだろ。
まだ美鈴とはそこまで付き合いが長いわけじゃないんだから、未だに・・・手を繋ぐのが精一杯だっての・・・」
翔・「へぇ~ 良いねぇ…女持ちの奴は、実にピュアってるねぇー!!?この暑さ絶対にお前のせいだ!そうに違いない!このピュアエコノフスキー野郎めがぁ!!!!」
翔が僻んでいるのか、からかっているのかは知らないが、とにかく暑苦し~い形相で空夜を問いただす。
空・「頼む・・・マジで暑苦しさがスーパーサイヤ人並みだからやめてくれ・・・」
翔・「うをぉぉぉぉ!!!!!!地球のみんなぁぁぁ!!!!俺に幸せをわけてくれぇええええ!!!!!」
翔「はぁ・・・」
翔・空。「暑い・・・」
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