R.I.P ～あの頃のあたし～

あれから。

でも、彼はわたしにたくさんの嘘をつきました。
わたしに嘘をつく理由、それはわたしにも原因がある。
それでも『嘘をついた』
これは事実にかわりません。
嘘をつかないで欲しかった。

このことでわたしは本当に臆病になった。
嘘というものを、人に嫌われるということを極度に恐れるようになった。
嘘をつかれる原因はわたしにもあった。これを踏まえての恐怖。

彼を本当に好きだった。
あの頃の自分を否定したくない。
わたしだけでも、あの頃のわたしを愛してあげなきゃあの頃のわたしが報われないでしょう。