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あの頃の『あたし』へ
本当に彼が大好きだったの、わたしが一番わかるよ。
ただ、あなたが一番大好きだったのは自分自身だったの。わかるかな?
でもあれだけ、好き!といいきれる人に出会えたあなたは幸せ者なの。
彼がいれば何もいらない。
心からそうおもえるあなたを、わたしは一生忘れたくない。
彼が化粧薄い人がいいっていうから、薄くしたね。
髪ながい人がいいっていうから、いつよりを戻してもいいように髪伸ばし続けたね。
今のわたしさ、ベリーショートだよ(笑)
2年前の今頃、雪のにおいを感じながら、あなたは泣いていたでしょう。
会いたい、会いたいって。
今目の前にあなたがいたら抱き締めてあげたい。
大丈夫だよ、あなたを大事に思ってくれている人はあなたが思う以上にたくさんいるよ。
今ね、わたしにはすごく大切な人がいて、もしかしたら、その人との子供がお腹にいるかもしれないの。
本当に幸せなの。
あなたが泣いていても、未来はあるから、笑っているから!
正直今のわたしも、あの頃から全く変わっていないだろう。
それでも地元を離れてたくさんの人と出会っていろんな経験重ねて、学んだことは多いかな。
本当のわたしを大切にしてくれる人もいる。
泣かないで。
立ち止まらないで。
大好きだよ
わたしより
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