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『磐城先生、ちょっと今日の仕事が終わった後にでも飲みに行きません?』と昼休みの時間に、医務室の担当の磐城智彦と言う同性に今日も口説きにやってきた。口説かれてる、磐城先生は まだ俺の気持ちの事は、全く解っていない。いつも交わされっぱなしな俺って可哀想だぜ〓こんな感じに交わされたら皆どうよ?『今日も来たんですか〓〓いい加減、自分のお仕事したらどうです?僕は、医療品を確認しなきゃならないし。』と言われて凹む毎日。まぁこれぐらいじゃぁ凹まないがな。『医療品確認より俺を面倒見てくれない?下が痛いんだよ。』と伝えるとほぇ?って感じで解らないでいてやがる。こういう童貞な奴が好きなのかがさっぱり解らないぜ。どうしようもないよなこの俺様。どうしましょ。ぁあ〓もぅ白目が剥いてるぜ。今日は、退散しとこ。『もぅ今日は、帰りますよ。ちょいちょい疲れたんで。では、また今度会いましょう。』彼は、笑顔でそう言い残した。笑顔を見たのは、それが最後だった。磐城は、自分へに気持ちを寄せてた事には、お葬式の後だった。彼が死ん
だ後じゃぁ自分自身の気持ちを言えないよな。夢の中しかないよな。はは〓〓〓もぅダメだ。死のう。ここに居ても仕方ない。『ちょっと、待ったっ、磐城先生、カッターで何しようとしたんですか。自殺しちゃぁだめっすよ』と生徒に言われて意識が飛んだままになってしまった。その後のことは、誰もが知らない。
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