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ねぇ、どうして側にいないの…？
どうして俺は一人なの…？
どうして俺も一緒に連れてってくれなかったの…？
一生離さないよ、って言ってくれたよね？
20歳の誕生日を迎えた約１年前、ヤリ過ぎて痛む俺の腰をさすりながら、
「今日は痛くて出かけられないだろうから、そのかわり来年はどこにでも連れてってやるよ」
そう言ったよね？
…約束したじゃんか。
それなのに、明日21歳を迎える俺の隣に君はいない。
君は一人、異国の地で生活している。
君がいないから、俺も一人。
あぁ、考えれば考えるほど、君に逢いたくなってしまう――――
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