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あたしはその人に見とれていた
謝ったあとに顔を上げたその人の顔はすごいきれいだった
ネクタイの色を見て同じ学年の人だと気付いた
少しするとその人は何かを思い出したかのようにとまる
そしてこちらに向かってくる
教室に忘れ物かなって考えてたらあたしの前に来た
でも何か話すわけでもなくたっているだけ
「あの~どうかしたんですか?」
「あんた傘持ってないの?」
「はい。忘れちゃって」
その男子は少し考えて
「これ使っていいよ」
そういって傘を渡してくる
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