BLACK LAGOON

甲板で一服する二人

ﾀﾞｯﾁ 「“ｱﾒﾘｶﾝｽﾋﾟﾘｯﾄ”しかねぇが、我慢してくれ」

岡島 「吸えるんならなんでもいいよ。それより、俺はいったいどうなるんだ」

ﾀﾞｯﾁ 「お宅の会社と連絡つけて引き取ってもらうさ。だがディスクを依頼主に渡すのが先だ」

岡島 「依頼主？あんたらのものじゃないのか？」

ﾀﾞｯﾁ 「俺たちゃ単なる運び屋だよ。俺たちが持ってたところでクソの役にも立ちゃしねえ」

岡島 「じゃ、あんたたちもあれ（ﾃﾞｨｽｸ）の中身は知らないわけか」

ﾀﾞｯﾁ 「知りたくもねぇな。ここの商売じゃ覗き屋は早死にすることになってんだ」

「さて、俺たちはこれからタイの港に入る。そこの酒場で依頼人にブツを渡し…そっからはあんたの運試しだ」

岡島 「…俺に運がなかったら？」

ﾀﾞｯﾁ 「同情するし祈ってやってもいい」

そう言ってダッチは船内に戻ってしまった

岡島 「………神様…ああ神様…助けてくれ…」