BLACK LAGOON

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<電話にて> バラライカ 「騒がしいわね。聞こえてる、ダッチ?」 ダッチ 「ああ聞こえてるよ、続けてくれ」 バラライカ 「受け渡しをバラワンに変更して欲しいのよ。」 ダッチ 「なんだと?」 バラライカ 「旭日重工の対応がちょっと引っかかったのよね。それで探りを入れたら“中国鼠”が食いついてきたんで今、お話を聞いてる最中なの。」 ダッチ 「誰が動いてる?」 バラライカ 「待ってね」 今度は受話器にではなく現場で会話しているらしい バラライカ 「飼い主の名前、大きな声で」 死にそうな声がする 先程の“中国鼠”という奴だろう 拷問されているのか…? 男 「はひィッやめェッ…しっしっ“新義安”だ!新義安の張兄貴だァはッ!」 苦しそうだ 「兄貴はあんた方を潰すつもりで情報を日本に…殺し屋をタイに向かわせたんだよォ」 バラライカ 「聞こえた?」 ダッチ 「あぁ、やべぇなこりゃあ」 そしてまた現場へ バラライカ 「兵隊の規模、所属を大きな声で。忙しいのよさっさとして」 男 「えっ、エクストラ・オーダーって傭兵派遣企業の連中だぁっ。人数までは俺もしらねえんだよ!」 ダッチ 「ツイてねえぜ、くそったれ」 バラライカ 「そうね、同感だわ」 そして部下たちにロシア語で指示をだす バラライカ 「どうあっても私たちにタンゴを踊らすつもりよ、あの阿保共」 ドンドンドンッ! 男は始末されたらしい バラライカ 「くれぐれも用心して」 ダッチ 「ああ、そうするさ」
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