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「まぁ待てよスナ。時に落ち着け。何か俺に用があったんだろ?」
「ええ。あんたを滅する用事がちょうど出来たのよ。」
「まてまて。よく思い出せ。そんな用事じゃないはずだ、とりあえずそのコンパスを捨てろ。」
こえーよこいつ。目が完全に覚醒しちまってる…
「…まぁいいわ。」
そう言ってスナはコンパスを筆箱にきちんと戻す。
「それで用事というのはね?その…お昼忘れちゃって…それでお金も無くて、あの、お金貸して?」
コイツ…!いきなりしおらしくなりやがった!頬っぺた赤くして上目遣いだと?やりおる…
そんなもん見せられた男ならもちろん云うよな?
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