ハジマリとキス

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「…人がゴミのようだ…だね」   「うんうん…!?」   まさか同じ考えを持つなんて… 「ん? もしかして廻妬も同じ事思ってた? 以心伝心?」   そんな以心伝心いらねぇよ   「さ…行くか」   スルーして、そう言った   「ちょっと…待ってよ…きゃっ」   オレを追おうと走り出したネルは足を引っ掛け転びそうになった 「っと…大丈夫か?」   と咄嗟に片腕でネルの腹らへんを支えた   「………っー…」   歯を閉じたまま息を吐き出し 俯いたネルは 「胸…触った」   …は? 「んな…無いに等しい胸n」   「不謹慎よ、少しは膨らんでるんだから」   言葉を遮られた   …そいなんですか…
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