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泣き崩れそうな夜
君に凭れた僕
願う事は
いつだって
叶わず
過ぎ行く毎日に
疲れ果ててた
そんな僕を
君は
抱き締めて
くれた…
★★★★★★★★★★★★★★★そんな君に
「さよなら」
甘い甘い言葉達
偽りでも
構わなかったのさ
一時の喜びで
良かったのさ
★★★★★★★★★★★★★★★もう二度と逢う事も
感じる事もないけれど
寂しさを埋めてくれた
君に「ありがとう」
最初の夜
君に重ねたあの子は
何処へ消えたの…
もう…居ない…
そう…君が少しずつ
消してくれたんだ。
僕の叶わぬ夢を…
叶う事ない願いを
逢えるはずない人を
★★★★★★★★★★★★★★★最後の夜
君は僕に言った。
二度と逢えないなら
僕のそばにいると…
「偽りなんか…要らないよ…」
バイバイ…バイバイ…
ありがとう…
これからも僕は幻を見るでしょう…
それが僕に残された
生きる糧だから
★★★★★★★★★★★★★★★
一時の喜びと
一時の温もり
あの時の僕には
優し過ぎて
嬉しくて
たまらなかった。
★★★★★★★★★★★★★★★
心の涙が止まったんだ。その瞬間
苦しみから解放された。
その変わり…
誰にも「愛してる」が言えない…
★★★★★★★★★★★★★★★
そして
それも
虚しいんだって
学んだ。
人とは…
僕とは…
なんて…我が儘な人間なんでしょう。
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