Prologue

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拝啓   寒かった冬も盛りを過ぎ、春の兆しが見えるようになってきましたが、いかがお過ごしでしょうか?   貴女がいなくなってしまってから 早くも3年の月日が経ちました・・・   今、思い返すと 貴女を失ってしまった頃は もう、訳が分からなくて   僕はただ貴女を救えなかった自分を責め続ける、 そんな生活を送っていました。  
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