第壱章

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~8時間後~ {え~と、8時間後ということは今は5時です} 不知火)『どこにもないな、本当に宝はあるのか?』 永澄)『さすがに、疲れたな~。しかも、5時だというのに少し暗い感じがするな~』 留奈)『あぁ~!!もういいでしょ-りましょ!?』 燦)『永澄さんどうする?』 永澄)『うん、そうだね。もう見つかってるかも知れないから戻ろうか』 トコトコ 教室前廊下 燦)『誰もおらんきん』 永澄)『まだ、探してるのかな?』 留奈)『薄気味わる~』 ビュン、 留奈)『きゃ!!…今…誰か…横通った…』 永澄)『そんな訳ないよ。留奈ちゃんの右隣が俺で、反対側は壁でしょ。風だよ風』 留奈)『…そうかな』 ガタガタ… 留奈)『今、うちらのクラスのドアが動いたような』 永澄)『気にし過ぎだよ』 留奈)『…………』 不知火)『よし、行ってみよう』 教室 ガラガラっと教室のドアを開けた。 {そっ、そこにいたのは!!巡たち、Bチームです} 留奈)『な~んだ、あんたたちか』 巡)『おかえりー』 永澄)『宝見つかったのか?』 巡)『見つからなかったよ、隅から隅まで探したんだけど…』 永澄)『そっか…』 海)『残念だぎゃや』 {只今の時間…7時です}
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