愛車探し

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「5万て…何かあるんじゃないすか⁉」 不信に思った渉が三上に聞く。 「なぁに、ただ商売っ気が無いだけだよ。古いクルマだからな。クルマ自体は価値無いから登録料その他諸々だ。」 三上があっけらかんと言う。 「じゃあ別に何も無いんですね⁉」 「軽い事故は起こしてるが問題ないしな。何もないよ。」 「ありがとうございます‼」 「じゃあ納車は一週間後だ。ウチのショップも暇だしな。最高の状態で提供するぜ。」 渉は表のショップで待っていた建次と合流し、期待に胸を膨らませながら帰った。image=51289005.jpg
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