498人が本棚に入れています
本棚に追加
「5万て…何かあるんじゃないすか⁉」
不信に思った渉が三上に聞く。
「なぁに、ただ商売っ気が無いだけだよ。古いクルマだからな。クルマ自体は価値無いから登録料その他諸々だ。」
三上があっけらかんと言う。
「じゃあ別に何も無いんですね⁉」
「軽い事故は起こしてるが問題ないしな。何もないよ。」
「ありがとうございます‼」
「じゃあ納車は一週間後だ。ウチのショップも暇だしな。最高の状態で提供するぜ。」
渉は表のショップで待っていた建次と合流し、期待に胸を膨らませながら帰った。
最初のコメントを投稿しよう!