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「犬夜叉。……。聞いて…くれる?」
かごめに話し掛けられた犬夜叉はかごめが横になってるところに駆け寄った。
「どうした?苦しいのか?」
犬夜叉はかごめの手を握りながら言った。
「今まで、ありがとう。」
犬夜叉は嫌な予感がした。
「どうしたんだよ。お前らしくねぇぞ?」
「あたし。ケホ分かるんだ。ケホケホケホもう死ぬっていうこと。ケホケホでも、怖くないよ?ケホ犬夜叉がいるケホから。」
かごめは目に涙を溜めながら言った。
「バカ野郎!お前は死なねぇ!わかったか?」
犬夜叉も目に涙を溜めながら言った。
「うん。ケホありがとう。
犬夜叉!」
かごめは目を閉じた。
「おい…。かごめ?おい!おきろよ?なぁ?また、犬夜叉って呼んでくれよ!おすわりってまた言えよ?なぁ?かごめ頼むから起きてくれよ!」
「…。」
「かごめ~~~~~~~!!!!!!」
犬夜叉は思いきり叫んだ。
その声に気が付いた弥勒と珊瑚と七宝、りん、邪見、殺生丸が小屋に入ってきた。
「かごめちゃん!!」
「かごめ様!!」
「かごめ!!」
弥勒達がかごめの名を呼んだがもうかごめは息をしてなく少しずつ冷えてきていた。
りんは泣きながら殺生丸に抱き着いた。
他の人も皆泣いていた。
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