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少し走るとかごめの姿が見えた。
「かごめ!!!!!」
犬夜叉の声でかごめは振り向くと犬夜叉がかごめを強く抱き締めた。
「犬…夜叉?」
「かごめ…。俺お前が好きだ!」
犬夜叉に当然告白されたかごめはびっくりして目を大きく開けていた。
「犬夜叉。桔梗…わ?」
「ちゃんと、話した。桔梗とは友達だ。」
「何それ?ていうか犬夜叉は桔梗が好きなんじゃ?」かごめが聞くと、
「もちろん桔梗も好きだけど。違うんだ。俺はかごめが好きなんだ。俺じゃだめか?」
犬夜叉は寂しげな声で言った。
「私も好きだよ!犬夜叉。」
「本当か?」
「うん!」
二人は互いに抱き締めたあと手を繋ぎながら村に帰って行った。
「かごめ…。ありがとうな?」
「何が?」
「いろいろとな。」
「なによそれ。でも、今、最高に幸せ!」
「俺も。(照)」
end.
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