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血まみれの野獣[土銀]…死ネタ/シリアス
「ぎ、銀さん?」
新八は銀時の姿を見て言葉を失った。
目の前に繰り広げられる現状に何も言葉が見つからなかったからだ。
言葉をも奪った現状はまだ生々しく万事屋の部屋に漂っていた。
万事屋の床には銀時が倒れていてその周りには血の池が出来ていた。
その場に立ち尽くし様子が可笑しい新八を見て神楽は新八の後ろから万事屋の様子を伺った。
そして神楽もまた言葉を失った。
「銀ちゃん…銀ちゃんっ!」
神楽は万事屋の中に入り銀時を揺さぶるが銀時はピクリとも動かなかった。
それでも神楽は何度も銀時を揺さぶり名前を呼ぶ。
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