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たどり着いた場所を見て土方と沖田は顔を見合わせる。
「ここァ旦那が暮らしてる所ですよねェ?まさか…」
沖田が言い終わる前に土方は万事屋の中へと入った。
そして土方の目にも悲惨な現状が映る。
「お、おい…お前等………これはどーゆー事だ?」
土方は新八と神楽に話し掛けるが2人とも泣くばかりで会話が成り立たない。
そこへ沖田も万事屋の中に入って来たが何も言わずに立ち尽くしていた。
「総悟ッ、今すぐ山崎を呼べ!」
「えっ?あ、分かりやした…」
土方は銀時から目線を離さないまま立ち尽くしていた沖田に命令した。
そんな命令を沖田は素直に聞き携帯を取り出し山崎に電話をした。
数十分後電話で呼び出された山崎が万事屋に到着しすぐに異変に気付いた。
「副長、沖田隊長、山崎退到着しました!」
山崎が到着してからすぐに土方が「遅ェ!」と言い放つ。
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