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「ああ魔理沙、彼の名前は佐藤純、人間よ。私もさっき会ったばっかりなの」
「へぇ~、こんな神社になんのようなんだ?参拝のわけないしな~」
「なんで参拝のわけないのよっ!ここはれっきとした由緒正しき神社なんですからね!お茶飲み場じゃないのよ、……そういえば、あなた、ここに何しに来たの?参拝?」
その頃、俺は、霧雨さん(また珍しい名字)の持っている箒が気になってしょうがなかった
「いや、ちょっと道をお尋ねしようと思って来ました、ところで霧雨さん、その箒はどこで手に入れたの?」
「これか?これは自分で作ったんだぜ!」
嘘こけっ!なにが、だぜ!だ。失礼だが、それほど航空力学に詳しいようには見えない、すげぇ気になる
「またまた~、冗談がお好きなんですから~、本当のことを教えてくださいよ」
「(ドキッ)いっいや、本当だぜ。けしてどこかから拝借してきたわけではなく、……んっ、霊夢、なんか来たぜ」
「わかってるわ、はぁ~、今日はお客さんが多いわね~、賽銭入れてくれないかしら」
「ははは、それはないな。まったく、嫌な客だぜ」
?、そう言って二人は鳥居の方をにらみつけた
俺には二人が何を言ってるのかわからなかった、誰もいないじゃないか。しかし、二人の顔は真剣になり、さっきまでのゆるい感じは完全に消え去った。
俺はこの時、この二人から大きな力を感じた。うまくは言えないが、なんかまとってるオーラが違うような気がした
この二人、一体何者だ……
次の瞬間、鳥居の下に4、5人の人影が一瞬で現れた
いや、人影と言うのはおかしいか、そいつらは、人じゃなかったからな
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