プロローグ:幻想入り

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あれっ……何処だ……ここは…… 俺はけっこう適当な性格だが、今回起こったことは、さすがに無視できなかったよ わけが……わからん…… 俺は確か、電車に乗ってたはずだよな…、どこだ?ここは?駅の近くなのか? もうわけがわからな過ぎて気持ち悪くなってきた、目も涙目だ ここは多分森の中だ、木の間から陽の光が漏れているところから、今は朝か昼くらいだろう、何時間寝てたんだ俺は(俺が電車に乗ったのは午後7時くらいだった)、それと、なんだかとても暖かい、つまり気温が高い、今は1月でまだまだ寒い日が続くんじゃないのか、南の方に来たのかな、わけがわからん とりあえず、ダウンジャケットを脱いだ、暑すぎる。今何時だ?そういや大学の授業に出なければいけない、携帯の時計を見ると22時32分、くそがっ!いかれてやがる! ここで誰かに電話することを思いつく、しかし圏外、くそがっ!いかれてやがる! とにかく誰かに会わなくては 俺は泣きそうになりながら歩いた、時々無駄に走った
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