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今日も駅近くのいつものｽﾀﾊﾞで
いつものｱｲｽｷｬﾗﾒﾙﾏｷｱｰﾄを買って
30℃を越えるｱｽﾌｧﾙﾄの上を早足で
レッスンスタジオに向かった
ﾛﾋﾞｰに入ると普段は喉に気を使い
あまりきいていない冷房の風が
ひんやり肌に気持ち良く触れた
スタジオ隣の事務所をふと覗くと
スーツを着た二人の男性が
スクールの社長と話していた
…お偉いさんかな？
事務所を通り過ぎスタジオに入る
スクールで一番若いﾎﾞｲｽﾄﾚｰﾅｰの
福井さんが今日もご機嫌に
手を振りながら私に挨拶をする
「おはようございます！
今日は一段とご機嫌ですね」
荷物を下ろしながら私が言うと
『今いたでしょ？
あれ○○(某有名ﾚｺｰﾄﾞ会社)
の人たちだよ』
「えっ!?ホントですか!?何で??」
『スカウト』
福井さんはほくそ笑んだ
先日の夏祭りのステージを見た
事務所関係者が是非スタジオで
生徒を拝見したいと訪れたという
ボーカルでステージに立っていた
生徒に目をつけたというのだ
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