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言ってから数秒が経過したが、なにも起きなかった。
「もう、同窓会も終わることだし戻るか。」
と、トイレを出ようと出口に向かったときだった。
ジャー、
一番奥のトイレの流れる音、
後ろを振り返ってみると、友達が一人消えている。
「冷やかしならやめてくれ…。」
三番目のトイレを開けると、見るにも耐えない姿で友達がうずくまっていた。
とっさに逃げ出そうと出口を見ると、おかっぱの少女がまるで笑うかのように言った。
「遊びましょ。」
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