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ガラッ
美「悪い悪い。つい他の先生と話し込んでしまって………仲良いなお前ら。二人で同じベットなんて」
要「こ、これはっ」
優「寒かったので要ちゃんに暖めてもらってたんです」
美「子供体温だからな。兄は」
要「子供体温で悪かったですね」
先生が来てくれてよかった。あのまま来なかったらきっとまた……
要「…っ……」
優「……ちゃん……要ちゃん!」
要「Σな、なに!?」
優「美都先生が送ってくれるって言ったでしょう?ぼーっとしてないで早く帰ろう?」
要「あ…うん…」
優「あの続きがしてほしいなら家でね」
先生に聞こえないように耳元で言った。
要「ちがっ//」
美「鍵閉めるから早く出ろ」
要「あっ、はい!」
車の中では、優輝と先生が喋っていたけど、優輝の手はしっかりと俺の手を握っていた。
まるで、俺を逃がさないように。
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