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「わかったよ…でも、たまには任務やっていいんだろ?」
「ああ。」
「で、肝心の学園の名は?」
「セイガリア魔法学園。ちなみに学園長は俺の知り合いだ。」
「で、俺達の正体は隠しといていいんだよな?」
「ああ。それと、これを。」
クリスはティエルに何かを投げる。
「これって魔具か?」
「ああ。今つけてるだけじゃ魔力がありすぎるからな。」
実はティエルは魔力を封印する魔具を指輪5個、腕輪1個、ネックレス1個、合計7個つけているのだ。
「にしても、これはありすぎなんじゃないか?」
クリスから渡された魔具は指輪5個、腕輪1個。
「おまえな、今の状態でもZランク並の魔力があるんだぞ?そんな状態で学園に行ったら魔物なんかがわんさかやってくるぞ?」
「でも、これつけたらAAAぐらいの魔力だぜ?」
「それでも学園じゃランクが高いから、とりあえず学園ではAAかAということにしておけ。」
「わかった。」
「学園に必要な物はお前の部屋に送ってある。明日の九時に学園の学園長室に行ってくれ。」
「ちょ、明日!?なんで明日なんだ!?」
ティエルは驚きの表情を浮かべる。
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