■伍■
9/15
読書設定
目次
前へ
/
121ページ
次へ
階段を上がる足音がする。 思い鉄の扉が開かれる。 「やっときた。」 眉間にしわを寄せた礼恩が、そこにいた。 私を、見てる。 「ココは患者は立ち入り禁止だぞ。」 ちゃんと、私の目を見てる。 「一番空に近いところで星を見たかったの。」 礼恩は来てくれた。 それは、"患者"としてだけど、私を見てくれた。 それでもう…充分だと思った。
/
121ページ
最初のコメントを投稿しよう!
1105人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
63(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!