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「礼恩には、幸せになって欲しいって、笑っていて欲しいって思うよ。そりゃあ相手が自分だったら最高に嬉しいけど。
…そうじゃないとしても、思うんだよ。だって、礼恩の事が…」
最上級の笑顔を、貴方に。
「ダイスキだから。」
段々と、景色が傾いていく。
「亜葵――――!!!」
礼恩の走る姿が、視線の端に映る
伸ばした手と手が触れる
つかまれた腕を強く引かれ
私は礼恩の胸に抱かれていた
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