■壱■

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「無意識かよ!!お前、ほんッとに面白いな。」 礼恩は笑いすぎて目にうっすら涙が浮かんでる 「なっ…そんな事ないもんっ…」 急に礼恩の顔が近くなる。 「っ!?」 唇と唇がくっつきそうなほど近い… 私はビックリして目をおもいっきり瞑った 頭に、ポンッと礼恩の手が乗った 「???????????」 恐る恐る目を開けると 目の前のオトコは必死に笑いを堪えている。 「~~~~~~~~っ!!!!またからかったの!!??」 「あぁ、悪い悪い、本気で怒られないうちに退散するか。ククッ」 「もうっ!!」 「はっはっは。また明日な~。」 礼恩は笑いながら部屋を出て行った。 もう、なんなの、あのオトコは!! あんなお医者さん、見たこと無いわよ!!
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