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「友だちか?ドーモ。」
礼恩は真琴に笑いかけた。
「あ、ども。亜葵がお世話になります。」
「いえいえ。かわいい友だちだな?」
礼恩は私にニヤリと笑って言った。
「…発言がオヤジ…。」
「んだと?」
さらにククッと笑って私の頭をガシガシとなでる
「ちょっ!!髪の毛がぐちゃぐちゃになっちゃう!!!」
「知るか。」
「もおおおおお!!!礼恩!!!!」
その様子を見て、真琴は笑った
「随分仲が良いのね?」
「そっ…なっ…えっ…」
真琴の言葉に、どうしてか声が詰まってしまった。
「ククッ、ホントに面白いな、おまえ。じゃ、お邪魔なオヤジは退散するとするか。」
礼恩はまたな、と言い残して部屋を出て行った。
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