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「ほんとに、どこも痛くないから!」
「じゃあ何であんなに絶叫したんだ?」
「う…。今日が大晦日だって忘れてたの…。」
「…は?」
礼恩は少し目を見開いている。
「それで何で叫ぶんだよ。」
「あー…えっと…紅白どうやって見ようかと…」
「…」
「…」
ぶっははっははっはっはは!!
礼恩の爆笑が響く。
うん。
我ながらヒドイ言い訳だとは思う。
でもさ。
指差して笑う事無くない!?
「~~~~~~~~っ!!!」
ばふばふとまた枕で礼恩をはたきまくる
「あっはは!悪かった!悪かったって!」
「笑い止んでないのに謝るな!」
「わかったわかった!紅白ね…ぶっ」
「もぉ~~~~!!」
「ココ個室だからテレビあるじゃねーかよ。」
あっ…しまった…
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