コロ様とわたし

るーちゃんの幸せ

コロから携帯中毒者という称号をもらったるーちゃんは、それを全うすべく携帯をいじっていたとき。

る「ん？」

コ「くー…」

横で寝そべっていたコロはいつの間にか寝てしまっていた。

る「…」

コロの鼻の前に指をかざし、呼吸に合わせてコロの冷たい息が吐き出されていた。

そう、るーちゃんはこの瞬間が堪らなく好きなのであった。

そしてそのまま鼻にくっつけーー「なにしてんの」

ついにコロが起きてしまった。
至福のひとときは数十秒で終わりを迎えてしまったのだ。

しかしるーちゃんはめげない。
またやってくる幸せな時間を迎えるためにーー。

コ「いい加減やめなさい」

ームギュッ

る「もっともっと！」

踏まれるのもまた幸せ。