on sunday

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「んっ……、あ…、バカ…触んなって…。」 「何で?」 「ッ……、は…恥ずかしいじゃんかっ…」 「誰も見てねぇだろ…。」 「そー…、だけどっ……」 額、目許、唇……… 首筋から鎖骨にかけて、深く口付けられる。 暖かい空気に包まれて、つい…流れてしまいそうになるところを、慌てて相手の胸を押し離れた。 「だっ、ダメだって…!ほらっ、朝飯食わなきゃ…!!」 「朝飯なら目の前にあるだろ?」 「おまっ…お前しか食えないじゃんっ…!!」 「………まだ食った事ねぇっての。」 阿呆か! そう言って、彼の頭を叩いた。 しかし、そんな事はお構いなしに、彼はシャツの中に手を入れ触れてくる。 彼の指先が胸の突起に触れた時、ピクリと躰が震えた。 「あっ……」 「なんだ、結構感じてんだ?」 「かっ…感じてないって…!」 「ほう…?」 チュゥッ…っとキツく鎖骨に吸い付かれ、赤い痕が残る。 自分を真っ直ぐに見つめる視線と合えば、何度も口付けをされた。 「んっ…ぁ、っ……やだって…!」 「………翔太。」 「あっ、ん…っな、何―――」 「今日、どっか行くか?」 日曜日だからな。 言われながら頭をくしゃりと撫でられる。 「何処か行きたい所あるか?」 「…何処でも良い。」 「ゲイバーでも行くか。」 「………はぁっ!?」 「冗談。晴れてるし、適当に歩くか。」 腕を引かれ、起き上がる。 乱れたシャツを脱ぎ捨て着替えを済ませれば、俺は顔を洗いに洗面所へ向かった。 ったく……。 朝起きた途端、いっつもアレだもんな。 そりゃあ…まだ食わしてやってないから…溜まってんだろーけど。 だからって、そんな焦る事ないよな! そうそう、焦る心配なんかないって! そんな気持ちになったらすりゃ良いんだから!! 「翔太、行くぞ。」 「うあっ、はいはいっ」  
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