Prologue

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厄介な別の力。 第六感の進化系みたいなもの。 人を傷付けるだけの能力。 だからこそ呪うしかない。 こんな力、ただ人を傷付けるだけなのだから。 私なんていらない。 誰も、誰ひとりとして助けられない役立たず。 孤独な狼はそう吠えた。 誰に届いてるかもわからないまま、満月に吠えた。
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